今年もあっという間に5月ですね。皆さん、お元気にお過ごしでしょうか。
私は相変わらず、倫理法人会の活動に加え、登山やホットヨガ、そして最近再開したゴルフなど、元気に日々を過ごしています。もちろん、仕事も頑張っていますよ(^^)
先日の講話で、「美しい日本人の心」というテーマで、日本の歴史や文化について学びました。
日本は建国からおよそ2700年という、世界でも類を見ない長い歴史を持つ国です。
世界最古の企業として知られる金剛組は創業から1400年を超え、100年以上続く企業の数も世界一だそうです。また、伊勢神宮には天照大御神が祀られ、初代天皇である神武天皇や三種の神器(鏡・剣・まが玉)にまつわる伝統も、今なお大切に受け継がれています。
戦後には、敗戦の責任を一身に背負った昭和天皇がマッカーサー元帥に拝謁し、「すべての責任は私にある。国民を助けてほしい」と述べたという逸話があります。マッカーサーの手記には、天皇を「本当のジェントルマン」と記しており、その精神性の高さがうかがえます。
一方で、現代の日本は便利さと引き換えに、多くの課題も抱えています。食生活の変化、添加物の多用、農薬や電磁波の影響などにより、健康問題が深刻化しているとも言われています。実際、がんや糖尿病、寝たきりの高齢者の数は世界でも高水準にあります。講話では、「本来の日本人らしい暮らし」を取り戻すことの大切さが語られました。たとえば、早寝早起き、整理整頓、挨拶、利他の精神、朗らかさ、愛と調和、そして喜びをもって働くこと――。また、食生活については、玄米・味噌汁・納豆といった発酵食品を取り入れ、日々の食事にもっと意識を向けることが重要だと教えられました。
講話を聴きながら、改めて「美しい日本人の心」とは何か、本来の日本人らしい生き方とは何かを考える機会となりました。日々の行動や言動、そして食事など、普段の生活を振り返りながら、自分にできることを見つめ直す良い気づきをいただきました。